下水処理場の維持管理(関ケ原浄化センター)
関ケ原町内の各家庭や各事業所から排出される汚水は、道路に埋設された下水道管を通り、下水処理場に流れていきます。
下水処理場の水質管理及び、機械の運転管理を関ケ原町から委託を受けて、実施しています。
流れてくる汚水に含まれる大きなごみや砂を機械を使って取り除きます
活性汚泥(汚れをきれいにする微生物を含む)によって細かい浮遊物や有機物を分解し、微生物体内にも汚れを取り込んでもらいます
活性汚泥を池の底部に沈ませ、きれいな上澄水を上部に残します。活性汚泥は、再度OD槽、もしくは汚泥濃縮槽に送り上澄水は塩素混和池に送ります
最終沈殿池から流れてきた上澄水に含まれる、大腸菌などの細菌を消毒薬を使って取り除き、川へ放流します
汚泥濃縮槽に貯められた汚泥は、更に汚泥脱水機で薬品を加えながら水分を取り除いていき、ケーキ状の汚泥となります
ケーキ状の汚泥はトラックで搬出されて焼却されます。焼却後の汚泥は、アスファルトの路材に使われるなど再利用されます
処理場へ流れてくる汚水は、処理場内の様々な施設を通り、最終的に一定の水質基準を満たした綺麗な水となって河川へ放流されます。
この過程で、汚水内の汚れや匂いを取り除く為に、微生物を用いていますが、24時間体制で、機械採水から分析される水質データや作業員の測定分析作業によって、
微生物の生態活動に異常が無いかを日々監視しており、併せて処理場内の機械を定期的に点検・メンテナンスを行っています。
他にも、施設場内外の草刈等を行い、植栽管理にも努めています。
一般者への施設内見学・開放は現在行っていませんが、定期的に小学校から校外学習の依頼を受けて、施設内見学を実施しています。
※お願い※
家庭で、トイレや台所から、油類、ウェットティッシュ、生理用品、衣服類、大きな固形物(野菜くず等)を流したりすると、下水道管の詰りや処理場の機械故障を引き起こす原因となります。
このような事態を防ぐ為にも、皆様のご協力をお願い致します。
農業集落排水施設(今須地区)
マンホールポンプ点検